格安SIM

格安のSIMを2枚持ちするメリット・デメリット!

ジュビ

『家庭の通信費をより安く。よりお得にする。』をテーマにスマホやWi-Fiに関する情報発信をしています。10年ほど理容師をしていて店長も3年ほどしていましたが、スマホや家電が好きで2020年通信業界に飛び込む。通信業をして3年ほど経ちますが、このご時世いまだにスマホ代やWi-Fiなどの通信費で使いすぎている人が多いことにもったいなさを感じてスマホやWi-Fiのお得情報を発信する当ブログを開設。

 

「毎月のスマホ代が高い・・・」「プライベートと仕事でスマホを分けたい」

そんなことを悩んでいたりしないでしょうか?

 

実は、10分ほどで読めるこの記事に目を通していただけたなら、スマホ代を安くできるだけでなく、複数のSIMを安く持つことができます。

 

なぜなら、僕も実際にスマホ代に悩んでいて試行錯誤した結果、プライベート用しか持ってなかった時よりSIM2枚を契約している今のほうが安く持てているからです。

 

この記事では、格安SIMがなぜ安いか、2枚以上SIMを持つメリット・デメリット、安くする方法を紹介し、オススメの格安SIMと安くするための組み合わせもご紹介します。

 

記事を読み終えると、今後はスマホ代の料金に悩むことがなくなり、格安でSIMを2枚持てたり、家族のスマホ代を安くすることができます

 

なぜ安い?MVNOとは?

格安SIMを検索したことのある方であれば聞いたことがある「MVNO」。

これは簡単に説明すると自前の通信回線を持たず大手キャリアのauやドコモ、ソフトバンクから電波を借り受けてサービスを提供している事業者のことです。

大手キャリアからまとめて回線を借りて、それらを小分けに通信速度やデータ通信量を制限して、契約者に提供しています。

なので格安でサービスを提供することができるのです。

 

参照:MVNOとは?(OCNモバイルone)

 

1台でSIM2枚持ち!デュアルSIM!

デュアルSIMとは1台の端末にSIMカードを2枚入れて使う方法のことを言います。

メリット

単純にスマホが1台なので荷物にならない!

スマホを持ち変える必要が無い!

 

デメリット

デュアルSIMの種類によっては切り替えが必要。

基本的に片方が通話中なら、もう片方はネットの利用ができない場合が多い。

アンドロイド機種では上のイラストのように、SDカードを入れるスロットが使えなくなる場合もある。

 

デュアルSIMの種類

機種によってはデュアルSIMの機能が変わってくるので、デュアルSIMで使いたい機種はどの種類の機種なのか事前にチェックしておきましょう。

 

 DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)

通話同時待ち受け不可
ネット回線片方は4G、もう片方は圏外
SIM回線手動切替
通話中のネット利用不可

 ・SIMは2枚入れることができますが、片方しか有効にできないです。

  もう片方の切り替えていないSIMは圏外になってしまいます。着信も受けることもできません。

 

 DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)

 

通話同時待ち受け可能
ネット回線片方が4Gの時は片方は3G
SIM切替自動切換
通話中のネット利用不可

 ・どちらのSIMの着信にも切替なしで電話できますが、同時に通話はできません。

 ・片方でネットを見ている間にもう片方で着信を受けることはできますが、電話に

  出るとネットはできなくなります。

 ・片方が4Gだともう片方は3Gになります。

 

 DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)

通話同時待ち受け可能
ネット回線4G
SIM切替自動切換
通話中のネット利用不可

  ・ほとんどDSDSと同じですが、変わった点としては両方のSIMが4Gを使えるという点です。

 

 DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)

通話同時待ち受け可能
ネット回線4G
SIM切替自動切換
通話中のネット利用可能

・DSDVの機能に加えて通話中でも、もう片方のSIMでネットが利用可能です。

 

スタンダードなスマホ2台持ち!

シンプルにスマホ2台それぞれにSIMを入れて運用する方法。

メリット

プライベートと仕事の連絡先などが混ざらない。

2台なのでバッテリーやストレージを気にしないで済む。

お子様がいる場合は1台を子供用にすることもできる。

通話中でもスピーカーにすることなく、ネット検索ができる。

アンドロイド機種とiPhoneで使い分けできる。

 

デメリット

スマホを2台用意しないといけない。

単純に荷物が増える。

データ管理が面倒。

片方を家に忘れたり、失くしがち(個人的な意見)。

 

SIMの契約タイプ

SIMカードには大きく分けて3タイプがあります。

以下で簡単に説明していきます。

 

音声SIM

一般的なタイプで皆さんも普段使っているSIMです。

音声通話とデータ通信が可能でほとんどのスマホの契約で取り扱われています。

 

データ通信専用SIM

もう名前通りです。データ通信しかできません。

通話ができなくてインターネット通信しかできませんが、その分安く主にタブレットなどの

通話をしない端末などに使用します。

 

eSIM

近年だいぶ普及してきているので、もしかしたら皆さんもご存じではないでしょうか?

簡単に言えばスマホにパーツとしてあらかじめ内蔵されている本体一体型のSIMです。

なので、物理的なSIMカードを抜き差しする必要がありません。

 

オススメ格安SIM6選

さぁ、お待たせしました。皆さんが気になっているであろう格安SIMについてです!

ここでは、MNO2社とMVNO4社をオススメします。

 

IIJmiо (MVNO)

まずは新プランが登場したIIJmiоからいきましょうか!

引用:IIJmiо

 

では、新プランであるギガプランの料金(税込)を見ていきましょう!!

ギガプランTELSMS回線2GB5GB10GB15GB20GB
音声 SIMau/ドコモ850円990円1,500円1,800円2,000円
SMS SIMau/ドコモ820円970円1,470円1,780円1,980円
データ SIMau/ドコモ740円900円1,400円1,730円1,950円
音声 eSIMau850円990円1,500円1,800円2,000円
データ eSIMドコモ440円660円1,100円1,430円1,650円

参照:IIJmio料金表

 

聞きなれないSMSSIMというものがありますが、簡単な例を挙げますとこれは電話はしないけど、ゲームやライン等で認証コードが必要なアプリを使う予定の人向けのSIMになってます。

IIJmiоは何といってもデータ通信専用SIMが安い!eSIMにいたっては440円からとめちゃくちゃ安い!!

でも!注意があって音声eSIMではauのみ、データeSIMではドコモのみという回線の縛りには気をつけて!

 

こんな方にオススメ

  • タブレットなどのデータ通信用のSIMを探し求めている人
  • 電話を全くしない、もしくは電話は全部ライン通話で済ませてるぜ!っていう人

OCNモバイルone(MVNO)

ドコモのサブブランドではないですが、弟分的な存在のOCNモバイルone!

引用:OCNモバイルone

では、基本プランの料金(税込)を見ていきましょう。

基本プランTELSMS回線500MB1GB3GB6GB10GB
音声 SIMドコモ550円770円990円1,320円1,760円
SMS SIMドコモ990円1,320円1,760円
データ SIMドコモ858円1,188円1,628円

参照:OCNモバイルone料金表

 

OCNモバイルoneの特徴は500MBというプランがあること!

この500MBプランはなんと!10分かけ放題が付いています!!

550円で10分かけ放題付きとか恐ろしすぎます。

こんな方にオススメ

  • データ通信なんて全然しないぜ!最低限のメール、SMSができて通話ができれば最高だぜ!っていう人

BIGLOBE(MVNO)

インターネット契約などで聞いたことあると思います、BIGLOBE!

引用:BIGLOBEモバイル

では、基本プランの料金(税込)を見ていきましょう。

基本プランTELSMS回線エンタメプランS 1GBプランR 3GBプランM 6GB12GB20GB30GB
音声 SIMau/ドコモ308円1,078円1,320円1,870円3,740円5,720円8,195円
データ SIMドコモ1,078円990円1,595円2,970円4,950円7,425円

参照:BIGLOBE料金表

 

BIGLOBEにはエンタメフリー・オプションという最高のオプションがあります!

これはYouTubeやABEMA、U-NEXTなどの動画サービスや電子書籍、音楽アプリなど合計21種類のサービスがデータ消費されないというスマホ世代が狂喜乱舞するオプションです!!

音声SIMとデータSIMでオプション料金が変わりますのでオプション料金が安くなる音声SIMが個人的にオススメです!

こんな方にオススメ

  • エンタメフリーの対象サービスを普段から見てるよ!使ってるよ!っていう人
  • 家族割もあるのでYouTube大好きなお子様などがいるご家族

HISモバイル(MNVO)

旅行会社で有名なHISのモバイル事業!HISモバイル!

引用:HISモバイル

では、音声SIM『自由自在290プラン』データSIM『データ定額440プラン』の料金(税込)を見ていきましょう。

自由自在290

データ定額440

TELSMS回線100MB1GB3GB7GB20GB50GB
音声 SIMドコモ290円550円770円990円2,190円5,990円
データ SIMドコモ440円580円880円2,080円5,880円

参照:HISモバイル料金表

 

HISモバイルの特徴は業界最安値と言われている自由自在290プラン!

もうお気づきの方もいると思いますが通話専用回線として利用するのがお得です!

100MBという超小容量プランの290円とかけ放題オプションの1,480円を組み合わせたとて1,770円という安さ!

しかもeSIMも取り扱っているという万能さ!神!

こんな方にオススメ

  • ガラケーやガラホを使っていて通話ばっかしているよって人
  • 5分や10分、時間を気にしてビクビク電話をしたくない人

楽天モバイル(MNO)

言わずと知れた大企業の楽天モバイル!

引用:楽天モバイル

では、Rakuten UN-LIMIT Ⅶの料金(税込)を見ていきましょう。

UN-LIMIT ⅦTELSMS回線3GBまで3~20GBまで20GB~
音声 SIM楽天1,078円2,178円3,278円

参照:楽天モバイル料金表

 

楽天モバイルの強みは何といってもギガ数無制限で3,278円という安さ!

しかも『Rakuten LINK』という電話アプリだと通話が無料!!なので国内通話かけ放題で最安の1078円で持つことができます!

いちいち『Rakuten LINK』アプリから電話するのが面倒だ!!って人もいると思います。

そのために、15分かけ放題という通話オプションがあり、これは通話音質がよりクリアでアプリを使わなくていいという助け舟です!

こんな方にオススメ

  • 通話はほとんどしないけど、ギガは無制限で使いたい人
  • 手間はあるけど電話かけ放題を無料で使いたい人

ワイモバイル(MNO)

大手ソフトバンクのサブブランド!ワイモバイル!

引用:ワイモバイル

では、基本プランの料金(税込)を見ていきましょう。

基本プランTELSMS回線シンプルS 3GBシンプルM 15GBシンプルL 25GB
音声 SIMソフトバンク2,178円3,278円4,158円

参照:ワイモバイル料金表

 

ワイモバイルは正直言うと格安SIMの中では少し高いほうの部類です。

しかし、ソフトバンクの回線と同じ回線を使えるので安定感は抜群!

しかも、格安SIMの中では店舗数がダントツなので困ったときのアフターサービスなどが受けやすいなどの利点があります。

また、学割などの割引サービスも充実しているという大手3キャリア並みの充実度!

 

こんな方にオススメ

  • 安くしたいけど、通信速度を気にしている人
  • 格安SIMでも充実したサービスで安心して使いたい人
  • 家族でまとめて安くしたいけど、どこにしようかさまよい続けている人

オススメ格安SIM組み合わせ3選

ここからは、どう組み合わせたら安く済ませるのかを例を出して紹介していきます。

正直挙げだしたらキリがないので3つまで紹介させていただきますのでご了承ください。

通話特化構成 HISモバイル+IIJmiо

この組み合わせにオススメな人

普段はギガを全然使わないけど、zoomでの会議や講義用で多少使い、通話は頻繁に使うため時間を気にせず利用したいというビジネスマン向け。

一応、ビジネスマンに限らずプライベートであまりスマホを見ない人やWi-Fi環境が家にある人もいいと思います!

 

HISモバイル
24時間かけ放題1,480円
100MB290円
合計1,770円

 

IIJmiо
データeSIM 2GB440円
合計440円

結果

電話はかけ放題で2GB使えるという安心感で月々なんと2,210円!!

 

みんな大好きYouTube特化構成 BIGLOBE+OCNモバイルone

この組み合わせにオススメな人

YouTubeを毎日見てる人というかYouTubeぐらいしか見ていないけど、一応通話も備えておきたい学生や小さなお子様がいる主婦向け

 

BIGLOBEモバイル
音声SIM 1GB1,078円
エンタメフリー・オプション308円
合計1,386円

 

OCNモバイルone
10分かけ放題500MBプランは無料
500MB550円
合計550円

 

結果

YouTubeなど対象サービスが見放題で10分かけ放題の備えがついて破格の月々1,936円!

 

お子様のいる3人以上のファミリー層にはワイモバイル

この組み合わせにオススメな人

今まで大手キャリアばかり使っていて、格安SIMを使ったことない方や家族で安く使いたい方、通信速度が安定している所がいいファミリー向け。

モデルファミリー構成 父+母+子(未成年)+子(未成年)=4人家族

 

 

ワイモバイル
父 Sプラン(3GB)2,178円2,178円
母 Sプラン(3GB)2,178円家族割-1,188円990円
子 Sプラン(3GB)2,178円家族割-1,188円990円
子 Sプラン(3GB)2,178円家族割-1,188円990円
合計5,148円

 

結果

ソフトバンクの安定した通信速度で家族4人を合わせても5,148円!一人当たり1,287円という安さ!

仕事で通話を使うので父だけ通話オプションを付けたいというのも可能!

10分かけ放題 +770円 / 24時間かけ放題 +1870円

 

まとめ

今回は格安でSIMを2枚、または複数枚契約して安くしたいという方向けに格安SIMについて紹介しました。

この記事でMVNOやデュアルSIM、2台持ちに関して最低限の知識は付いたと思います。

ここで簡単にオススメ格安SIMの内容をまとめてみました。

 

IIJmiо

データeSIMが安い!最低限2GBがあればいい人にオススメ!

OCNモバイルone

ギガはいらねぇ!10分カケホがあれば十分だ!って人にオススメ!

BIGLOBE

YouTubeばっかり見すぎてギガが足りないよぉ!って人にオススメ!

HISモバイル

通話時間を気にせず延々と電話していたいって人にオススメ!

楽天モバイル

通話の音質をあまり気にしないけど、ギガは無制限がいいって人にオススメ!

ワイモバイル

家族で安くしたいけど通信速度は下げたくない、サービスも充実さを求める人にオススメ!

 

大手キャリアはやっぱり間違いないです。しかし、格安SIMも複数枚持つことで大手キャリアにも負けないポテンシャルがありますし、スマホ代を大きく節約できます。

みなさんも、自分や家族のスマホの使い方を見直して今後のスマホ代を上手に安くしてみてはいかがでしょうか。

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

ジュビ

『家庭の通信費をより安く。よりお得にする。』をテーマにスマホやWi-Fiに関する情報発信をしています。10年ほど理容師をしていて店長も3年ほどしていましたが、スマホや家電が好きで2020年通信業界に飛び込む。通信業をして3年ほど経ちますが、このご時世いまだにスマホ代やWi-Fiなどの通信費で使いすぎている人が多いことにもったいなさを感じてスマホやWi-Fiのお得情報を発信する当ブログを開設。

-格安SIM